mochiの雑記

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FUNと基本情報の話

はじめに

この記事はFUN Advent Calender 2021 Part2、12/16の記事です。

adventar.org

昨日はかげろんくんの編入に関する話でした。私も編入予定なので助かりました(大嘘)

t.co

 

最近ホント寒いですね。

なんか急激に寒い日が増えてきましたね。体調崩さないように気をつけましょう。

私は毎日崩してるので無問題です。

 

簡潔に自己紹介します。

mochiです、語源は餅ではないです。

FUN B3の情シス所属です。函館には住んで11年目になると思います。

趣味はネット小説を読むこと。二次創作の沼にみんな沈もうな?

Twitterやってます。ここ2年でツイート数は減りました。

一応Java使うことあるけど詳しくない。プロジェクトではJavascriptを使いました。

セキュリティの話が好きです。プログラミング~~!っていう感じじゃない。

近況的には研究室配属とFUNキャリで気疲れしてます。

 

 

さて、本題に入ります。

先月基本情報技術者試験に合格しました(早計)

厳密には合格発表はまだなのでわかりませんが、点数的に大丈夫やろ...

 

弊大学の午前免除制度を使って(ほぼ)合格まで行ったので

  • どんな感じで勉強したのか
  • どんな手順であるのか
  • 実際午前免除どうなのか
  • 午後試験の所感
  • 情報系大学と基本情報について

などなど、独断と偏見でメモ的に書いていきます。

今後同じような形で受けようと思う人・来年午後試験受ける人などは、参考にどうぞ!

長い記事なので試験に興味ない方、既に合格した方、お前の偏見なんて興味ねーよ!という方は読まないでよろし!

 

 

基本情報技術者試験って何?

基本情報技術者試験は、情報処理の促進に関する法律第29条第1項に基づき経済産業大臣が行う国家試験である情報処理技術者試験の一区分。対象者像は「高度 IT 人材となるために必要な基本的知識・技能をもち,実践的な活用能力を身に付けた者」。

Wikipediaより)

なにやら小難しいを言っていますが、要は「情報処理に関する基礎的な知識の試験だよ!」っていうことです。

 

個人的なこの試験に対する印象は「広く浅く」。

なのでこの試験に合格したということは、情報処理分野に関して一応万遍なく知識があるよ~という基準として考えられるかも?

 

 

試験構成として午前試験午後試験があります。

どちらもマーク形式で、両方とも150分以内に6割以上取れれば合格。

 

試験としては上期と下期あり、詳しくはIPA(運営)のページを確認しようね!

www.jitec.ipa.go.jp

 

 

受けた理由について

Q,受けてなんのメリットがあるの?

A,知りません。

 

Q,受かったらどんな変化があるの?

A,わかりません。

 

Q,じゃあなんで受けたの?

A,受けてみたかったからです。

 

ぶっちゃけ受けた理由なんてそんなもんです。大それた†想い†なんてありません。

力試し気分で受けてみるくらいが丁度いいと思ってる。

じゃあ受けなくていいじゃんと思うかもだが、そういう軽い気持ちで受けてもいいんだよっていう解釈でどうぞ。

 

 

午前免除制度について

さて、弊大学には午前免除制度が(ほぼ)毎年行われています。

 

午前免除制度とは何か?というと、

  • 名前の通り、午前試験を受けなくても良くなる制度
  • 代わりに、別に講義試験を受けなければいけない
  • 講義を受け、修了試験に合格すると晴れて午前試験が免除される

でもこれって結局午前試験が修了試験になっただけでは?...って一瞬思ったことがありました。

 

午前免除制度の良い点

午前免除の長所を話すには、午前試験午後試験について話す必要があります。

午前免除制度なしで基本情報を受ける際は午前試験と午後試験を一日で受けます

つまり150分の試験を2回行います。しんどい

 

加えて、午前試験や午後試験は問題の形式が異なるので、勉強の仕方によってはしんどい。勉強の仕方に関しては後述。

早朝に起きなきゃならないのもしんどい

 

そんなわけでしんどい要素が多いので午前免除には勉強の時間と心の余裕ができます。

加えて、午前免除制度ありだと、午後試験で一日のどこかにちょろっと受けに行って帰ってこれるので、予定がある方などは受験時間を確保しやすいのかなとか思ったり。

 

FUNの午前免除について

そんなわけで、弊大学には件の午前免除制度があります。

私の知る限りは前期に開催されており、木金6限の時間と、土曜日に1-5限ぶっ通しでやります。

正直言います。しんどい

 

何がしんどいって、休日が一日減るのがやばい。

出欠が取られるので休めないし、休みすぎると修了試験を受けられません。

小テストみたいなのがあるわけではないので聞き流す程度では良いものの、とはいえという感じ。

 

ただ良い点もあって、「講義みたいな形式だと集中して勉強できる」みたいな人は最適解と言っていいレベルでピッタリだと思います。

講師の方の経験を交えたり、演習問題の解説など、講義という観点から言えばむしろ良いです。

 

修了試験について

問題形式に関しては午前試験と同じです。なので終了試験勉強をする際は、午前試験の勉強をすれば良いわけです。

加えて、講義の段階で内容の理解は必須ではなく結局最後の修了試験での理解が必要なので、修了試験直前に詰め込みで頑張ればどうにかなる!マーク形式だから4択当て続ければ100点だもんね!試験前の勉強には力を入れるべきでしょう。

 

ちなみに私は、とにかく過去問を解きまくってました。どんな試験だろうとパターンや感覚っていうのはあると思います。

修了試験は2回あるのですが、私は1回目で合格。

後述しますが、情報系大学に所属しているのはとても大きいです。

 

 

午後試験について

まぁとりあえず基本情報技術者試験の関門はここでしょう。

要するに応用問題です。

マジで長い文章問題にプログラム問題など、これぞ情報処理っていう感じ。

150分の間に大問5つを解きます。単純に30分で一問、時間かかりそうですね。

 

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午後試験の内容はこの通り、パッと見マジで意味わからなかった。

 

要するに、情報セキュリティとアルゴリズムは必須回答。

ハードウェア~経営戦略はこの中から4つランダムで出題されるので、その4つの中から2つ選んで回答。

ソフトウェア開発はC~表計算の中から全部5つ出題されるので、その5つの中から1つ選んで回答。

 

こういうこと、初見はわからない。

この選択は好みだと思うし、嫌なものを選ばない選択肢もある。

自分はどうしたかを書きます。

 

試験勉強について

ひたすら過去問。過去問しかやってなかったといっても過言ではない。

参考程度に調べてみたのだが、午前試験の内容が基礎なので、午前試験の内容を勉強してから午後試験の勉強をすると良いらしいがそんなの知らん過去問しか勝たん

 

過去問を解きまくって、自分の得意・苦手の傾向を掴んで選択問題を選ぶのは戦略として間違ってないと思うのでそれが良いと思います。

私が使っていたのはここです。

www.fe-siken.com

基本情報に触れたことある人はほぼ絶対に一度は見たことあるであろうこのサイト。

ログイン情報を登録すれば、過去解いた過去問が全部保存されるので正答率だったり分野別の正答率なんかがわかりやすい。

試験勉強をする際に使っておいて損はないでしょう。

 

問題について

さて、試験問題の実際の内容について言及はできないので、過去問を参考に私の場合を話します。

 

まず情報セキュリティ。

私自身がセキュリティが好きなところもあり、ここはほぼ問題なかったです。ただし、たーーーまにマジで難しい問題があることは覚えておきましょう。

だけど必須回答問題なので、気合で解きましょう。過去問だろうと同じです。午前試験に余裕を持って合格できたならば大体いける問題です。

 

次にハードウェア~経営戦略。

自分で定めた優先度は

ハードウェア・ソフトウェアマネジメント・戦略系ソフトウェア設計データベースネットワーク

ハードウェア・ソフトウェア・ソフトウェア設計は割といける問題が多いです。単純な計算だったり文章を読みほどけばいける問題だったりが多い印象。(過去問どのようなものかを知るのは重要ですが)

マネジメント・戦略系は一見難しそうに見えますが、読み解いてみると素直な問題が多い印象です。名前が厳ついので忌避しちゃうかもしれませんが、解いてみましょう。いけるいける(無責任)

データベースは行けそうかな~?と思いましたが、正答率が低かったので優先度も低め。SQL文が割と雰囲気で行けると言っているサイトも見受けられましたが、無理です。雰囲気で行けるわけ無いんだよな?

ネットワークは難しい印象が強かった。過去問の正答率が無理無理だったので早々に諦めました。

 

次にアルゴリズム

きつい、国語の問題。

読み解くのに最も時間を要する。過去問は練習程度に思っておいてください。特別情報系の知識は必要ないことが多いです。ですが、問題文を読んでいて「どういうこと????」となることは何度もあります。めげないで。

私は過去問で爆発しかけました。

ただ、解釈ミスさえなければなんとかなるので、問題は文章を解読する時間かな~っていう感じですね。

 

次にプログラム問題。

選択肢があるのでそれぞれ考えよう。

  • C→ポインタわからん
  • Java→まぁ使ったことはある
  • Python→使ったことあるけどほぼ無い
  • アセンブラ→?
  • 表計算ソフト→問題とけるほどの知識はない

こんな感じなので私はJava一択でした。

Java問題の主な内容としては、継承だったりクラス、インターフェースあたりを理解すれば全部解けます。ただし、問題文の仕様を理解するのに時間かかる。

後述しますが、弊大学生は結構有利です。

 

受験について

私が受けた免除試験では、紙にマークで回答しました。

ですが、午後試験は特別な試験会場に行き、CBT方式という試験形式で受験しました。

どうやらIPAが委託して実施しているようで、プロメトリックという会社のサイトで予約できます。

 

CBT試験とは、簡単に言うとパソコンに表示されてる問題を見て選択肢をポチポチするだけです。楽。

この地域にはこれを受けられる場所が一箇所しか無く、しかも同時に受けられる人数も少ないのでマジで混みまくってる。試験予約するとき「いつの時間空いてるねん!」って何度思ったことか。

免除試験なので、結構自由な時間で受験時間を設定できます。朝でも夕方でも。

受験時間あたりに会場に行くと、案内してくれる人がある程度説明をしてくれたりして、説明したらすぐ受験できます。(早く着きすぎても、席が空いていればすぐ受験可能

加えて、早めに終わったら結果を送信次第いつでも退出できます。厳密に150分ではないようですね。

メモ用紙とシャーペンなどはもらえます。持ち込みは禁止。

 

パソコンを用いた試験なので、試験結果も割と早めに見ることができます。

登録したメールアドレスにスコアレポートが届きます。まぁ明らかに6割越えてたら合格ですね。

一番最初に載せた得点のツイートがそれです。

どうやら届くタイミングがバラバラのようで、試験会場出たらすぐ届いた場合もあるそうですが、私の場合は試験日の翌日朝起きたら届いてました。

 

 

情報系大学と基本情報技術者試験

簡潔に言いますと、当然ですが情報系大学に通っている方が圧倒的に有利です。

他の場合を知らないのでなんともですが、先述したような勉強法は情報系大学に通ってある程度の基礎的な考え方や知識があった上で成り立つものだと思います。

ポッと情報系に触れてない方が受けてみたい!といって受けてみて同じ勉強をして合格できるものでは無いでしょう。

弊大学だと例えば情報ネットワークであったり、データベース工学などといった関連講義が割とあります(私のコースの話ではありますが)。ただし真面目に受講していることを前提とする

ちなみに弊大学はJavaの必修講義があるので、ここは楽かも。(確かインターフェースはやらないはずなのでそこだけ勉強しとけばOK)

 

午前免除に関しては完全に好みかも。局所的に時間を取られるのは確かなので、それを嫌うのであれば普通に午前試験受けに行くと良し。ただ講師の方も講師の方なりに色々工夫してくれたりする部分もあるので、そういうメリットはあります。

(自分のときは講義に加えて就職の話であったり試験問題の解説動画を上げてるサイトが公開されていました。)

 

この資格は別に今すぐ役に立つかと言われたら微妙ですし、将来のため~っていうよりかは先述した通り、力試し程度にやっていくのが良さそう。そのほうが気が楽。

一種の指標になるっていうモチベもあるのかな?

 

 

終わりに

長い記事を最後まで見てくれた方ありがとうございます!

いかがだったでしょうか。今後受験する方の参考程度になればと思います。

 

使えるものは使っておきましょう、損はしないはずです。

 

明日のAdvent Calenderの記事はT-田中さんが研究室か就活か競馬のどれかの話をするそうです。就活怖いね。

 

就活が成功していれば来年お会いしましょう。

では。